場内が取れないのはトークが原因?
なかなか場内指名が取れないときは、自分の接客態度を見直す必要があります。せっかくフリーのお客様の席につけてもらえているのになぜか場内指名につながらないというケースは時々あります。
このような場合はもしかすると、知らない間に地雷を踏んだ接客をしているかもしれません。
今日はお客様と客席で話してはいけない話題について紹介します。
家族の話をする
仕事が出来るキャバ嬢は、お客様に家族の話はしません。
これはとても重要なことで、キャバクラに来るお客様は、現実を忘れて、非日常的な空間を楽しむために来ているのです。その場では楽しそうに話していたとしても、家族のことを考えながらだと、「本当は嫁さんにお小遣い減らすって言われてるんだよな…」「子供はどうしてるかな…こんな店で遊んでるなんて、子供にはちょっと言えないな…」などと、余計な連想をさせてしまうことになります。
このような邪念がお客様に生じると自然と財布の紐が固くなり、お店にとっては都合の悪いことになります。
オーダーも入らなくなるし、場内指名もしてくれない。そんな風な思いをするとお客様が遠ざかっていきます。
お店にいる間は、出来るだけ現実を忘れさせてあげるトークを心がけましょう。
ネガティブな話をする
体調が悪いとか、お財布を落としたとか、自分の個人的な不幸話を持ちネタにする人がいますが、これもキャバクラでは絶対にNGです。
自虐ネタで盛り上げているつもりでも、ネガティブな話題では、本当の意味で楽しむことは出来ません。
確かに自虐ネタを面白おかしく話せる芸人はいますが、それはプロのトークスキルがあって成り立っているのです。素人が真似ても、ろくなことにはなりません。
ネガティブな話がが習慣になっている人は、成績もポジティブな結果を出せないものです。まずはネガティブワードをポジティブワードに変換する努力から始めましょう。
会話のキャッチボールができていない
お客様の話を最後まで聞かずに、途中から自分の話を始めたりしていませんか?
いわゆる「会話泥棒」のタイプです。これを無意識にしてしまっている女性は非常に多いです。
お客様がせっかく話題を振ってくれているのに、自分自身の考えに没頭してしまい、「そう言えば」と話題を変えてしまうのもいけません。
お客様からすると、「さっきの話はどこへ行った?」と不満を感じることになってしまいます。
男性とは女性に話を聞いてもらいたいと思ってお店に来店されます。女性の一方的なトークを聞かされるためにお金を払ってお店に来るわけではありません。
こういった状況が続くと、「この子ともっと話していたい」とは思ってもらえなくなります。
場内指名が遠ざかっていくのも納得です。