そもそも「同伴」って何?
同伴出勤とはは、お客様と一緒にお店に入ることを言います。お店の外でお客様と会って、食事をしたりカラオケをしたりして、その後で一緒にお店に行っていつもと同じように接客をすることを同伴と言います。
同伴ではお店に入る時間が定められており(例えば銀座なら20:30とか)、お店側からしても同伴で売り上げを得ることができるため、キャストにも一部がバックされます。
同伴出勤ではキャストは出勤前にお客様と一対一で過ごすことから、プライベートの時間帯に仕事をしなければならず、面倒に感じることもあるでしょうが、その分収入に反映されるので間違いなくプラスです。
ゆえにキャバ嬢やホステスは同伴を喜んでします。というより同伴獲得に躍起になっている人も多いでしょう。
これには同伴バックを獲得できるだけではなく、お店における自分の待遇・ポジションをアップさせるという隠れたメリットもあります。
今日はそんな同伴のもたらすメリットについて説明します。
まずは「同伴バック」がメリット
同伴での収入面のメリットの代表格は、同伴料金のバックです。
お店によってはバックされないこともありますが、その場合にはポイントが加算されるなどでお給料がアップすることになっているはずです。
同伴料はほとんどのキャバクラでお客様から頂くものとなり、その一部が同伴したキャストに還元されています。
同伴料金の平均としては数千円のものとなりますが、それが同伴した分加算されていくので、たくさん同伴できるキャストの収入はかなりのものとなるでしょう。
ちなみに銀座の高級クラブでは同伴は無料です。ですのでお客様も気軽に応じてくれます。
月10日働いていたとして、毎回同伴した場合、それだけで数万円のお給料アップとなります。同伴料金はお店にお客様と一緒に入るだけで発生するので、計算がとても簡単です。
このように目に見えて収入がアップするというのが同伴の最大のメリットです。
指名客の確保になるのもメリット
同伴のもう一つのメリットとしては、同伴したお客様が自分の指名客となることがあります。
同伴して入店したら、お客様を店内のテーブルにいざなって自分は着替えをしてからその席に着きます。着替えの間はヘルプのキャストが席に着きますが、その役割は「つなぎ」に過ぎません。客を奪われる心配は全くありません。
着替えを済ませたら、そのお客様の席に着きます。 入店した時点から会計まで、そのお客様の本指名として指名料がつくため、時給が底上げされているのと同じです。
また、同伴する時は比較的早い時間から入店するためヘルプのキャストが余っていることが多く、盛り上げ役として配置されやすくなります。そのため、自分だけで苦労をせずに指名客を楽しませることができるでしょう。
これが現在のようにコロナウイルスの影響で出勤人数が制限されている状況では大きくものを言います。同伴が決まっている女性は当然ではありますがお店に優先的に出勤できるので、出勤調整にかかることもなく、どんな時でも安定して稼げるというのも大きなメリットです。