話すのが苦手な女性でも身に付く「トーク術」とは?

努力で「トーク上手」になれる

今はまだあまり話せないけどナイトワークでやっていこうと思う人は、お客様との会話から学んでいきましょう。

大袈裟な言い方をすると「お客様は生きた教材」です。

普通の会社の新入社員のように研修などはありませんので、出来ない状態でも飛び込んでみる勇気が必要です。

お店の方も新人で話せない子に「指名をガンガン取れ」などとは考えていません。試行錯誤をさせてもらうチャンスはたっぷりあります。また、おかしな話ですが、新人で初々しくて話せない、笑顔もぎこちないというホステスやキャストの方が好みと言うお客様も意外と多いものです。

今日はトークスキルを向上させるコツを3点伝授します。

まずは「笑顔」

お店のフロアの中では、新人もベテランもすべて対等に扱われます。フロアで待機している時にはこれからつくテーブルだけでなく、すべてのお客様から見られていることを意識しましょう。

実はお客様は案外待機中の女性を見ています。

席に向かう時にはとりあえず、笑顔で行きましょう。周りの席のお客様にも明るい印象を感じてもらえるため、今後席に着いた時に好感を持って迎えてもらえます。

また、近づいてくる間も笑顔でいるとお客様をリラックスさせることができ、その後の接客がスムーズになります。

女性の笑顔は大きな武器になることを意識しましょう。

お客様に教えてもらう

新人キャストは、出会う人すべてからお勉強するつもりで人と接しましょう。

お客様は実地体験を積ませてくれる先生のような存在です。初々しい新人を好む男性の心理としても「教えてください」と言う姿勢は気分が良いものです。

自分のことを頼ってくれる女性に対して、男性は無意識のうちに評価が甘くなります。

あまり話せないのも「仕方ないなあ」と許してくれるかも知れません。

会話のきっかけでも初心者であることを素直に言って、「教えてください」は効果的です。

お客様の好きなことやお仕事、得意なことなどを教えてもらって、疑問や自分の思うことを聞いてもらいます。それだけでも一応会話にもなりますし、男性目線では、自分の知識を披露して尊敬のまなざしで見られることに満足感も得られます。

男心を上手に利用しましょう。

接客メモをとる

笑顔と「教えてください」が通用するのは残念ながら新人期間だけです。話せないとまごまごしているのを可愛いと言ってもらえるのも、初心者の間だけです。

許されているうちに次のステップに備えた努力を重ねましょう。今日テーブルに着いたお客様の情報はすべてメモとして記録しておき、次の接客の時に振り返ることが出来るようにしておきます。

記録を残しておくと次に会った時には「前回はこうでしたね」と自分から話のきっかけを作ることができます。
お客様的にも「自分のこと覚えててくれるんだ」と喜んでもらえます。

そうなれば、もう話せないホステスではありません。

面と向かってしまうとなかなか話せないという人はメールやLINE、電話でやり取りをしておき、会った時に話したネタをもう一度振り返るのも良いでしょう。

努力次第でかなり改善されます。